ボイラーとストーブは定期的なメンテナンスを行い、正しく使用することで長く使うことができます。
ご安心して製品をご利用いただけるように、修理・整備の流れについてご案内いたします。
修理する際には、ケガの可能性や命にかかわる危険性があります。
お客様の手で修理を行わないでください。(不適当な修理や改造による故障は、原則として有償修理となります)
燃焼の熱によって水を温めて、お湯や水蒸気を供給する機器です。
事故なく安心して使うためにも、設備主や有資格者による検査が求められます。
ボイラーは正しい取り扱い方を理解し、適切な整備を行うことが必要です。一カ所でも整備漏れしていたり、間違った方法で使用することで、大事故につながる可能性の芽を摘み取ることができます。
適切に作動しているかどうか、しっかりとチェックしましょう。
家庭で用いられるボイラーは、定期検査の義務付けがありません。
しかし、家庭用ボイラーでも思わぬ事故が発生するケースが生じています。
過去にあった事例をご紹介いたします。
事例1
エラー発生後、リセットして少し使うとまたエラーサインが出る
繰り返しエラーサインが出ている場合は故障している可能性があります。このまま使用し続けるのは大変危険です。
事例2
目が痛くなるほど刺激の強い煙が出ている
ボイラーの不完全燃焼が起こり、燃え切っていないガスが排出されています。
これらは端的な例ですが、ボイラーの熱によって劣化した箇所から問題発生していると考えられます。
ボイラーは熱を活用する機器ですので、どうしても部品の劣化が避けられません。定期点検・整備で安全に製品をご利用ください。
ご家庭で使用されるボイラーは、1~2年に一度点検を行っていただくことをオススメします。給湯器が突然故障してしまうと、日常生活に支障をもたらしかねません。
修理故障内容によっては、部品取り寄せなどで時間がかかる場合も多くあります。
故障トラブルを未然に防ぎ、安心して使い続けるためには、定期的なメンテナンスが必要です。
※ボイラー点検では機器内の汚れを落とし、加熱部分の消耗・劣化がないか確認いたします。弊社で扱うボイラー整備・点検の症状の統計をみると、約80%程が現地で整備を完了しております。残りの約20%は、状態に応じて弊社工場での整備・点検が必要になる場合があります。
ボイラー点検整備の
ご要望は、最寄りの
営業所へご連絡ください。
冬季間の生活で必要不可欠なストーブは、定期的なメンテナンスが欠かせません。
快適で暖かな空間を維持するためにも必ず現状の把握と、必要な整備を行ってください。
石油・電気を用いたストーブは、燃焼筒や基板が幾重にも組み込まれた構造をしています。室内で使う機器ですので、どうしても空気中のホコリが蓄積してしまいます。
多くのホコリが付着することでエアフィルターの目詰まりが生じ、故障につながる可能性があるためストーブは適度な掃除が必要です。
もし不完全燃焼状態になってしまうと一酸化炭素が発生し、急性の中毒症状を起こす危険性も考えられます。
① 部品が劣化・消耗した場合 … 部品の劣化・消耗による整備を行った場合、保証期間は1シーズンとなります。
② ホコリ等の堆積による機能低下の場合 … ホコリなどのゴミが蓄積したことによる整備を行った場合、保証期間は1シーズンとなります。
製品の状況によっては弊社でお預かりし、工場での点検・整備が必要な場合があります。お預かりした製品は、弊社の工場施設にてメンテナンスいたします。
※貸出機が必要な場合はご相談ください。